少女の世界「エコール」
最近、アマゾンプライムビデオで
約束のネバーランドを見ています。
孤児院から少年少女が脱出を図るお話なのですが
これが結構面白い!
原作未読なので、
話が追加されるのがとても楽しみです。
さて、なんだかこれの導入と
少し近いかなーと言う映画がありました。
「エコール」
監督 ルシール・アザリロヴィック
本編 121分
です。
この映画は、
終始不穏な空気に包まれています。
しかし、とても美しい耽美な世界が描かれます。
導入は、重い地下道の描写
周りを高い壁と森で囲われた(恐らく)孤児院。
そして極めつけは棺に入れて運ばれてくる新たな少女。
そんなシーンから物語はスタートします。
そして、少女たちが集まってきてその棺を開け
中から出てきた少女をその少女たちが服を着せ
リボンの話をします。
制服は白。髪には学年を区別する7色のリボン。
どうやら寮のようなところで
6歳~12歳の少女たちが共同生活しているようでした。
そして、少女たちは森の中の学校で
自然の生態やダンスを習って生活しています。
少女たちの行く末は!
と言うような感じの映画です。
あまりスピード感のあるような映画ではないですが
不思議な魅力のある映画です。
BGMもあまりなく、
終始不穏な空気が流れているかのように感じますが
実際は怖い映画ではありません。
棺の少女、イリス。
バレーの得意なアリス。
年長者のビアンカ。
3人の少女を通して
この孤児院の生活を覗き見るようなイメージです。
原題が「INNOCENCE」
だけあって無垢な少女な等身大の少女たちが描かれています。
細かな説明があまりされない映画ですが
自分で考察したり、
解釈することで面白くみられると思います。
あなたもこの耽美な少女の世界に浸ってみませんか?
じゃあ、また!