屋根裏のN氏

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頭ばーん!のカルト映画「スキャナーズ」

冒頭のインパクトってとても大事ですよね。

 

何事も掴みあっての没入感があると思います。

でも、冒頭13分位で

文字通り頭が吹っ飛ぶシーンが見られるのは

本作だけではないでしょうか?

 

と言う訳で今日紹介するのはこちら

 

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スキャナーズ リストア版 [DVD]

 

スキャナーズ

監督 デヴィット・クローネンバーグ

1981年 公開

上映時間 103分

 

です!

ザ・フライ」や「ヴィデオドローム」などで有名な

カルト監督の作品ですね!

 

あらすじとしては

スキャナーと言う超能力をもった主人公が

警備会社に無理やり組み込まれ

悪のスキャナーとの戦いに巻き込まれていく

と言うストーリーです。

 

スキャナーの能力と言うのが

相手の思考を読み取ったり

相手を操ったり

そして、強力な能力者になると

相手を破壊したり。

 

とてつもないチート能力を発揮しますが

能力を使いすぎると

使用者にもダメージが帰ってきたりしています。

 

冒頭でふれた頭ばーんのシーンは

この能力の攻撃を受けたスキャナーが

倒されるシーンですね!

 

やっぱりクローネンバーグ監督は

こういうシーンの演出が得意ですね!

 

結構、グロよりな趣向の監督なので

苦手な人には苦手かもしれませんが

本作に関してはそういうシーンはとても少ない方なので

クローネンバーグ入門映画としてはいいかもしれません(?)

 

しかし、入門と書きましたが

中身がないわけではありません

とても楽しめました!

 

目に見えない能力者の力の表現を

役者の演技や

様々な演出で見せていました!

後半でまさかの人間以外にも

スキャン能力を発揮します!

(ネタバレになるので詳しく書きませんが)

 

少しB級感が漂いますが

そこがやっぱり味ですね!

敵役のレボックがどことなく

ジャック・ニコルソンっぽいなと思いましたが

カナダのジャック・ニコルソンと呼ばれている俳優だったんですねw

マイケル・アイアンサイドと言う方のようです)

 

是非みなさんもB級感漂うサイキックバトルが

たまらなく見たくなる夜には

是非本作を見てみて下さい!

個人的には結構好きですw

 

じゃあ、また!

 

追伸:クローネンバーグ監督だと

個人的には「裸のランチ」とかのクリーチャー感とか

世界観とかがとてもいいです!

また、取り上げられるといいなー