屋根裏のN氏

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1冊読むのに30年!?「高校生のための批判入門 03長い読書」

本を読むのは素晴らしい!
でも、人によって読み方はバラバラですよね。

 

速読で一冊5分で読み切る人。
ゆっくりめに一カ月かけて一冊を熟読する人。
飛ばし読みで要点のみ拾い読みする人。

 

いろいろな読書スタイルがあります。

 

まあ、読み方は人それぞれなので
自由に読んでいけばいいのですが、

 

30年かけて一冊読むって言うのはなかなか
じっくりを超えた超スローペースな読書ですよね。

 

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そんな訳で、今日紹介するのは
「高校生のための批判入門」から
「長い読書」
著者 中村真一郎
出典 「本を読む」

です。


ざっくりと内容は、

筆者がむやみに雑読する癖があったので
それを精神的に危ないと思った人が
ゆっくり本を読むすべを教えた。

 

それにより30年かけて本をゆっくり読む事がようやくできた。

 

と言うような内容。


かなり極端な例ですが、
本と向き合う姿勢としてはとても尊敬できます。

 

一冊をとことん掘り下げて
ノートに取り、あれやこれやと考察を重ねていく。

 

まあ僕も読書ノートをとったり
こうやってブログに書くことで
自分なりの考察や、備忘録の代わりにしていますが
それでも結構雑に読んでしまっているような気がします。

 

ただ、情報があふれる現代社会においては
情報を次から次へと咀嚼していかないと
追いつかないと言う現実もあります。

 

だからこそ、
必要なものはファーストフード的な本は
さっさと流し込み、
本当にじっくり味わうべき一流フレンチ的な本は
「長い読書」でじっくりと味わっていく姿勢をもっていたいです。


まあ、30年はやりすぎですが
今やっているこの1冊をいくつもの記事に分けて
ブログに書いていくのも
「長い読書」の入り口なのかもしれませんね。

 

これからも、続けて行きたいです!

 

じゃあ、また!

 

追伸:みなさんも是非1日1記事で一冊をゆっくり読んでみて下さい。
きっと何かが変わるはず!